家庭教師の利用法 ::: 家庭教師で成績が上がる理由 :::


1. 指導教材を選んでもらいましょう
2. 君だけの高校受験「傾向と対策」を練ってもらいましょう
〜高校受験合格者エピソード
3. 〈コラム〉うさぎとカメみなたな話
4. 君だけの法則集を作りましょう
5. 家庭教師の先生と一緒に応用問題に挑戦しよう

 

 “高校受験対策をする気はあるけれどもどこから始めていいか分からない人”や“自分で学習計画が立てられない人”は多いと思います。これから高校受験対策を始めるみなさんには、家庭教師の先生に“傾向と対策”を分析してもらうことが決定的に重要です。「傾向と対策」とは、特定の高校に合格するのに必要な学力と現在のあなたの学力とのギャップを埋めるための具体的な方法をいいます。どのような問題が出題されるかだけなら、入試問題を見ればだれでも分かります。しかし、その攻略方法は十人十色であって、本当は“現在のあなた”がどうすればよいかが決定的に重要なんですね。集団の塾ではこうしたことは教えてくれない、まさに家庭教師の先生でないとダメなんです。集団塾の場合でもそういうアドバイスをしてくださる先生もいますが、生徒が実際に実行できるように助走してくれる、見守ってくれるところまでは手が回らないんですね。では、家庭教師の先生がしてくれる“傾向と対策”はどのようなものか、高校受験を控えた中3生の場合を例にみてみましょう。

 まず、A高等学校(都内、私立、女子)に合格したMさんの例。Mさんは、テニス部でキャプテンをしていました。中3の4月になって塾に入りましたが、9月になっても成績が伸びません。かなりあせってきました。そこで、A高等学校の入試問題をみると、英語は2〜3年おきにほぼ同じ問題がでる、数学は空間図形と確率は出題されない、国語は長文2題だけです。もっとよく入試問題を見てみると、中学2年生の分野をマスターしていれば合格点がとれちゃう。そこで先生は、「Mさん、学校の定期テスト対策に平行して中2の内容を徹底的に復習すれば、A高校に合格できますよ」と言ってくれました。実際、Mさんは先生の言葉に安心し、勉強に集中することができました。結局A高等学校に合格し、好きなテニスに打ち込むことができました。

 次は、国立大学付属B高等学校(都内、女子)に合格したNさんの例。Nさんは中1から有名進学塾に通い、ずっとトップクラスにいました。ただ、中3になっても数学の成績だけは伸び悩んでいました。そこで、B高等学校の入試問題をみてみると、数学はそんなに難しくはない。Nさんは、中1のときから難問ばかり解かされていて、数学の授業中、自分の計算が終わらないうちに授業がどんどん先に進んでしまい、数学が苦手と思い込んでいたんですね。そこで先生は、「最後まで自力で解いてごらん、どんどん早く解けるようになるよ」と辛抱(しんぼう)強く励ましてくれて、Nさんは実は難問を解く力があることを証明してくれました。見事合格を果たすことができたことはいうまでもありません。

 次に、私立大学付属C高等学校(都内、共学)に合格したO君の例。0君はもともと地元の公立高校にいくつもりでしたが、もう受験勉強はしたくないとも思い、大学へエスカレーター式に入学できるC高校も捨てきれないでいました。しかし、O君の成績は学校でも中くらい、英語は特に悪い成績でした。そこでC高校の入試問題をみてみると英語がやたら難しく、今の偏差値ではC高校の合格は絶望的でした。そこで、先生は、学校の定期テスト対策は現在の成績を維持できる程度におさえて、主要3科目に全力を集中させる作戦を提案しました。O君は先生のアドバイスでC高校の学校見学に行き、ますますC高校に合格する夢が膨(ふく)らんだだけでなく、「3科目だけならなんとかなるかも・・・」と思い始めました。そこからは合格一直線です。O君は先生が出してくれた難しい英語の宿題をなんとかこなすことができ、一流大学付属高校合格の栄冠を勝ち取りました。

 もちろん高校入試ではこのようないい話ばかりではありません。勉強より友達との約束を優先してばかりいたP君は、希望した公立高校に不合格となり不本意な私立のD高校に進学せざるを得なくなりました。本当に落ち込んだのはお君のお母さんでした。それを見たP君は気持ちのやり場がなくなり、先生の前で大きな体を震わせながら涙を落としました。P君は、常に「自分が何をすべきか」をもっと真剣に考えておくべきでした。大人でもそうですが、人は自分で出した結論でしか動きません。いくら正論であっても、人の下した命令には100%従うことはありません。重要なのはみなさんが自分で考えて行動することなんです。
このように、みなさん一人ひとりが「今何をすべきか」ということを具体的に決め、自分の個性や目標に応じて勉強の量と質を絞り込む、これが「傾向と対策」なんですね。学校別過去問題集のはじめにのっているような出題分野一覧表を眺めるだけでは行動に移すことは難しいんです。

前のページへ  次のページへ  ページのトップへ 資料請求・お問い合わせ