塾の利用法 ::: 塾では成績が上がらない理由 :::


1. 大手集団塾の利用法
〜集団塾では成績が上がらない理由
2. 〈コラム〉大手集団塾のメリット・デメリット・集団塾に向かない子
3. 〈コラム〉皆さんの塾では宿題をチェックしてくれますか?
4. 個別指導塾の選び方
〜個別指導塾では成績が上がらない理由

 

 個別指導塾では1対1指導や1対2指導が主流です。このような個別指導塾はたくさんありますが、上手な選び方があります。塾を3回以上変えたことがある人は、得るものが少ない割に結局費用が高くつくだけですから、塾の利用法を再検討する必要があります。

 まず第1に、先生がコロコロ変わらないことが必要です。先生が変わるということは、極端にいえば今まで歯科の治療を受けていたのに突然耳鼻科の治療を受けるようなものなので、たとえ1回だけだとしても先生が変わる塾は避けたいところです。個別指導塾のパンフレットには“先生がコロコロ変わらない専任指導”と宣伝しているところが多いのですが、実は先生が変わることは珍しくないんです。先生のほとんどは大学生のアルバイトだからです。そこで、先生が授業をできないときは、その先生が別の日に振り替えて授業をしてくれるようなシステムがある個別指導塾を選ぶべきです。

 第2に、1対2形式の個別指導塾の場合には、少なくとも同じ学年、同じ科目の生徒を同時にみる形式をとっていることが必要です。1対2形式の塾では、例えば“小学5年生の国語”と“高校1年生の数学”を教えているような場合が見受けられますが、よほど実力のある講師でない限り効果的な指導を行うのは不可能です。一方の生徒に説明している間に他方の生徒が鉛筆をクルクル回している、こうした授業が少なくないんです。少なくとも同じ学年で同じ科目の生徒を同時に指導する個別指導塾を選びたいものです。

 第3に、指導経験が豊富な室長さんがいる個別指導塾を選ぶことが必要です。個別指導塾の講師は大学生が大半を占めます。優秀な先生も多く、中学生と年齢も近いので大変親密に指導してくれます。ただ先生が大学生である場合、高校受験情報や高校受験のノウハウが十分でないため、いざというときのために高校受験・大学受験専門の相談窓口が必要となります。ところが、個別指導塾の室長さんにはついこの間まで営業マンだったなんていう人も少なくありません。営業マンのセンスがないと苛酷な営業ノルマを達成できないからです。この点は大手塾が併設する個別指導塾であっても変わりません。このような場合は、成績が下降気味のときや受験期に適切なアドバイスをすることができず、生徒はみすみす成績向上のチャンスを逃すことにもなりかねません。個別指導塾へ入会する前に、室長さんが高校受験の豊富な指導経験をもっているかぜひ確かめましょう。また、大手塾に通っていて落ちこぼれた場合に、先生から系列の個別指導塾を勧められたときは、安易に従うべきではありません。大手塾の講師と個別指導塾の講師との実力の差は歴然としているため、個別指導塾に変えるとがっかりしてしまうからです。

前のページへ  次のページへ  ページのトップへ 資料請求・お問い合わせ