塾の利用法 ::: 塾では成績が上がらない理由 :::


1. 大手集団塾の利用法
〜集団塾では成績が上がらない理由
2. 〈コラム〉大手集団塾のメリット・デメリット・集団塾に向かない子
3. 皆さんの塾では宿題をチェックしてくれますか?
4. 個別指導塾の選び方
〜個別指導塾では成績が上がらない理由

 

 教師は五者、つまり学者・医者・芸者・役者・易者たれ、といわれます。塾の集団授業は、(1)合格へ向けた熱気あふれる雰囲気作りと(2)個々の生徒が個性を生かして努力する、という2点を目標とするからです。ところが後者の点、すなわち“個々の生徒にその個性を生かして努力させる”ような指導をする塾は大変少なく、一方的に「ヤレヤレ」と発破(はっぱ)をかけるだけ、宿題が欲しいと言っても「やることが分からなければ自分で考えるのが当然だ」、といった塾がほとんどです。

 でもやっぱり宿題は必要だと思うんです。例えば小・中学校では、授業とは別に、すべての生徒に対して生徒それぞれの個性にあった役割(○△係)を与え、達成したら褒(ほ)めてやり、生徒に自信をつけさせるという指導がなされます。これを学習塾にあてはめますと、授業を実施した後にしっかり宿題を出してやり、やってくれば必ず褒(ほ)めてやるということになります。宿題を出し、しかも宿題をやってきた生徒を褒(ほ)めてくれる先生は、勉強の目的、すなわち個々の生徒が個性を生かして努力することの重要性を知っているんです。しかし現実には宿題を出しっ放しにする塾は宿題を出してくれるだけマシで、宿題をまったく出してもらえない塾すら多く見受けられます。そのような塾では、「宿題を出して欲しい」と要望を出してもその場限りの対応しかしてくれず、結局長続きしないのが積の山です。授業で習ったことをモノにできるかどうかはまさに自己責任、ということなんです。

 宿題を出さない先生には、宿題を出すことによって先生と生徒の絆(きずな)をもっと深めてほしい、と思います。確かに、宿題を出すと不平を言う親もいますし、宿題を無視する生徒もいます。しかしそういった人は少数派にすぎません。授業で習ったことをぜひ身につけたい、そのためには復習した思考の過程が正しいのかどうかアドバイスをもらいたい、このように意欲はあるが不安を抱えている生徒が多数派なんです。宿題を出すことによって生徒との絆を強めてほしい、本当にそう思います。

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